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エイトの動き

  • 2008-06-28 (土) 16:41
  • Column

フットサルではせまいスペースをいかにみんなで奪い合うか、いかに味方にスペースを作ってあげられるかがポイントになります。
前者に関しては、空いているスペースを見つけて動くだけなので、比較的受け入れやすいと思います。
ところが、後者については、なかなか実行出来ないんですよね。
スペースというのは人のいないところなので、スペースを作るということは、人がその場からいなくなればOKです。すなわち、自分が動けば、自分のいた場所は、一時的にスペースとなります。
そこで、パスを出した後に、その場を直ぐに動く事で、自動的にスペースを生み出し、さらに自分が攻撃参加する可能性を増やす事を目指します。
海外の有名クラブ同士のサッカーの試合を見ていると、実に上手くパス回ししているのを見ますが、よく見ると、パスを出した後、多くの選手が前へ走り抜ける動きをしています。 常にワンツーを狙って動いているようですが、それだけではなく、味方にスペースを作る動きもかねている事に注目です。

この動きをフットサルで有機的に作り出す為に考えられたのが、エイトというパス回しです。パスに参加するメンバーが、8の字を描くように動く事からこの名前が付けられています。

今日はこの動きを図で説明したいと思います。

エイトの説明1
まずダイヤモンドの形を仮定します。
ゴレイロからAへパスが渡った瞬間です。

ゴレイロからのパスは、止まって受けるとディフェンスに詰められて、パスの出し所が無くなり、困ったことになるので、図のように、横に動きながら受けると、横へも前にも、色んなところにパスコースが出来るのでお勧めです。

エイトの説明2
Aはディフェンスを嫌い、Cにパスする為にトラップと同時に横へ動きます。
ピヴォDはこの間、常にピヴォ当てを狙い、もらいやすい位置や、相手の隙を狙って動き回ります。

CはAをフォローする為に、自陣へ降りて来るので、すかさずパスです。

エイトの説明3
パスを出したAはワンツーを狙うような動きで、前方へ抜けます。
実際相手に隙があれば、ワンツーを貰ってOKです、どんどんワンツーを狙います。
このとき、Cとそこに付いていたディフェンスの間に入るような動きをして、相手ディフェンスを混乱させるのもポイントです。
このように、他の選手に付いているディフェンスを邪魔するような動きをスクリーンプレイと言います。バスケットなどでは有名ですね。
でも、あまり大げさにやりすぎると、オブストラクションのファールを取られるので、程々が良いですね。

エイトの説明4
パスをもらったCは中心まで動きつつ、ピヴォDへのパスを狙います(赤矢印)。
もしDへパスが通れば、Dからの落としをAがシュートという形がありますし、そのままDがシュートも有りです。

エイトの説明5
CはDへパスが出来なければ、Bへパスを回す為に、Bへ寄り、BもCへ寄ります。
Aはワンツーをもらえなかったので、バランス調整の為に自陣へ戻ってきます。

左側でも右と同じようなパス回しをすることで、常にグルグルと効率よくパス回しが出来ます。

便利と言えば便利ですが、あまりにも知り尽くされたパス回しで、これに対抗するディフェンスも色々とあることから、さすがにこのまま、いつまでも回せるはずもないわけで、これをまるっきりゲームの中で使っていくことは希です。
それよりも、このパス回しの中で、パスを出したら取りあえず前へ抜ける動きというのを習得出来れば、どんな場面にでも役に立つと思います。

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